不能
お疲れ様です、hidamariです。
自己分析をしていると、
自分は何をしてきたのだろうとか
自分ができることは何だろうとか
考えてしまうのですが、
実は逆に自分にできないことを知っておくことも重要だと思うのです。
元々、人が組織やチームを作るのは、
メンバーの短所を補い、長所を生かすためにあります。
例えば経理能力が1・営業能力が5のAさんと
逆に経理能力が5・営業能力が1のBさんがチームを組みます。
お互いが個人でやっていると、短所をやる時間・コストが嵩み、
その分長所を生かす時間・コストが減ってしまいます。
それをお互いがチームを組み、長所だけをやれるようになった場合、
Aさんはバリバリ営業をし、Bさんも経理の仕事に集中できます。
そうすると長所の5が10にも20にもなる可能性が出てきます。
自分が不得手である能力を自覚すれば、
そこが長所である人と組もうという発想になっていきます。
日本の会社のシステムだと、
長所を生かせない部署に配属されることもよくあり、
それはすべての仕事ができることが指標になってしまっているからです。
ドラクエで言えば、全員が勇者になることが求められたカリキュラム・評価システムですね。
本当は魔法使いや武闘家がいた方がお互いがお互いを生かせるようになり、
全体としていい方向へ向かうと思うのですが。
まぁほとんどの人が自分の長所・短所が何なのかわからないことも問題ではあると思います。